楽曲制作の環境

僕の楽曲制作に関わる機材やソフトウェアなどを、一部ですが紹介してみたいと思います。

全く完成されたものではないですし、特に特徴があるわけでもありませんが、何かみなさんの役に立つことがあればいいなという思いで書いてみます。

 

【ハードウェア】


キーボードはALESISのQ49,YAMAHAのP-105を使用しています。

Q49のみだと鍵数が足りないし、何より本物の鍵盤のタッチのほうが自然に曲が作れると感じたので、p-105も購入しました。いずれもUSBでパソコンにぶっ刺してDAW(以下に記載)と音源を立ち上げればすぐに打ち込みで使用できます。

 

オーディオインターフェースはRolandのQUAD-CAPTUREを使用しています。

コンパクトでおき場所にも困らず、何より電源をUSB以外に必要としません。

以前使用していたIFと比べても音質の差は歴然で、使用して3年ほど経ちますがなんら不満はありません。

(ちなみに前はALESISのIFを使っていましたが、使用中に突如煙を出し故障しました。)


モニター用ヘッドフォンはSONYのMDR-CD900STを使用しています。定番ですね。

様々なところで言われることですが、細かい音まですべての音がハッキリと聞こえます。

その分それぞれの音の主張が強く聞こえるわけですから、このヘッドフォンだけでミキシングやマスタリング等の音を確定させるのは危険です。ひとつの基準と考えたほうがいいと思います。カーステレオなんかも使用するといいと思います。

 

録音用コンデンサマイクはAKGのC214(ボーカル,ギター等)と、BEHRINGERのC-2 Studio Condenser Microphones(ピアノ用)を使用しています。特に後者はコンデンサーのペアマイクとしては超安価で5,000円しませんが、ピアノの音を比較的クセのないやわらかい音で明瞭に録音してくれるコスパの良いマイクだと思っています。初恋~風まではこれでボーカルも録音してましたが、もう二度とボーカルには使わないです。

 

【ソフトウェア】

 

DAW(Digital Audio Workstation)はCubase6を使用しています。

他ソフトとの比較が出来ないのですが、音声ファイルの扱いにとても長けている印象があります。はじめから収録されているコンプレッサーやマキシマイザー(ともに音圧をあげるために用います)のクオリティも高いし、マスタリング時のディザリング(音源書き出し時のビット数の変化による音質劣化を防ぐもの)に使うUV22HRというソフトも入っていたり...何よりピッチシフト(音程の修正)のクオリティが高く感じられます。

 

ミキシングソフトにはCubase内臓の物とは別にWaves GOLDを導入しています("Adieu Limoges"にてはじめて使用しました)。中でもMS Matrixの機能は音圧をあげる工程においてかなりの効果を発揮してくれます。コンプレッサー類も個人的にはCubase内臓のものより使い勝手がよく、重宝します。


音源にはHalion SonicAddictive Drums,フリーのSynth1などをよく使用します。どれもド定番ですが、定番になっている理由が分かる気がします。Halion Sonicは豊富な音源(特にシンセ)とサクサク動く軽さが魅力です。ギターやピアノ音源には不足を感じますが、譜面の入力さえ終えればあとはEQやエフェクトで加工して好みの音にすれば、十分に対応出来ると思います。Addictive Drumsは生っぽいドラムの音質が魅力だと思います。70'sっぽいものから、ステージ独特のエフェクトを噛んだもの、一応ハウスっぽいものにも対応出来ます。


【まとめ】


DTMをされている方なら、ハードウェアもソフトウェアも、ほぼ定番中の定番の品揃えであることが分かっていただけると思います。しかし前述の通り、定番には定番たる理由があるんだなと感じています。どれも使い勝手が良く、「ちょっとまじめに音楽がやってみるかー」と考えている人にはとっかかりやすく(金額はそれなりだが)、且つ掘りさげ甲斐のあるものばかりです。なんて、偉そうに言ってますがもちろん僕だって全然使いこなせていません...。あくまでも一般論です(笑)

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

何かしらの参考にしていただけたらうれしいです。

 

kohei